ドラム式洗濯機は、省スペースで乾燥機能も備えた便利な家電ですが、故障や買い替えなどで不要になったときは、どうやって処分すればいいのでしょうか?
ドラム式洗濯機は、家電リサイクル法の対象品目の一つであり、粗大ごみとして捨てることはできません。自分で正しく処分する必要があります。
しかし、ドラム式洗濯機は需要が高く、買取可能な場合もあります。買取によっては、処分にお金をかけずに、現金を受け取ることもできます。
この記事では、ドラム式洗濯機の買取や処分方法を6つ紹介します。また、買取による処分を選んだ方に向けて、高く売るコツも解説していきます。
ドラム式洗濯機をお得に手放したいという方は、ぜひ最後までお読みください。
ドラム式洗濯機の買取や処分方法
ドラム式洗濯機を処分する方法は、以下の6つです。
リサイクルショップに依頼する
買い替え時に引き取ってもらう
購入した家電量販店に引き取ってもらう
指定引取場所へ持ち込む
不用品回収業者に依頼する
ネットオークション・フリマに出品する
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
リサイクルショップに依頼する
ドラム式洗濯機を処分する際に一番おすすめな方法が、リサイクルショップへの依頼です。
本来なら処分にお金がかかるドラム式洗濯機ですが、買取可能なら費用をかけずに手放せるうえ、現金も受け取れます。
また、出張買取に対応していれば、担当スタッフが買い取りから運搬まですべて行ってくれるため、自宅に居ながら手間なく処分することが可能です。
基本的に洗濯機は製造から5年以上経過している場合は、買取対象外になる可能性が高くなります。しかし、ドラム式洗濯機は需要が高いことから、製造年から5年以上経過していても買取できるケースがあります。モデルによっては、高価買取も期待できるでしょう。
査定の結果、買取できなくても有償での引き取りが可能なため、処分に困ることはありません。無料査定を行っているリサイクルショップもあるので、一度問い合わせてみるとよいでしょう。
買い替え時に引き取ってもらう
新しい洗濯機を購入する際、家電量販店で不要なドラム式洗濯機を引き取ってもらうことが可能です。
リサイクル料金と収集運搬料はかかりますが、新しい洗濯機を搬入するのと同時に処分できるので、手間はかかりません。
リサイクル料金はメーカーごとに定められており、主なメーカーの料金は以下のとおりです。
表
リサイクル料金はメーカーによって異なるものの、ドラム式洗濯機の主要メーカーの料金は2,530円が多くなります。一部メーカーの料金は上記とは異なるので、『2023年4月版リサイクル料金一覧表』を確認してください。
なお、リサイクル料金と収集運搬料は、商品の配送・設置時に現金で支払うケースが多いです。
購入した家電量販店に引き取ってもらう
ドラム式洗濯機を購入した家電量販店に引取依頼することも可能です。
家電リサイクル法により、洗濯機を販売した小売店は処分を依頼されたら受け付けるよう定められているので、断られる心配はありません。
この場合もリサイクル料金と収集運搬料がかかるので、事前に準備しておきましょう。
なお、引き取りだけの場合、買い替えのときよりも収集運搬料が高くなる場合があります。家電量販店によって異なるため、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
指定引取場所へ持ち込む
指定された引取場所へ、直接ドラム式洗濯機を持ち込むことも可能です。
事前に郵便局にある『家電リサイクル券』に必要事項を記入し、窓口でリサイクル料金を支払えば誰でも持ち込みできます。
指定引取場所は全国各地にあり、一般財団法人家電製品協会ホームページの指定取引場所検索から最寄りの場所を調べられます。
運搬には手間がかかりますが、収集運搬料をかけずに処分できるため、費用を抑えたい方におすすめな方法です
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